浴室棟新築工事
宮城県柴田郡
木造伝統構法
竹木舞下地土壁
延べ床面積 59.4㎡
2008年竣工
設計・施工 惺々舎
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伝統構法で温泉宿の浴室棟を作りました。
湿度の高い環境でも腐りにくい青森ヒバと栗の木を用い、壁も自然環境に近い土壁とすることで耐久性の高さを追求しました。
ヒバの大丸太6本を縦横に渡して大屋根を支え、思い切りの良い大空間を作りました。
薄闇の中での「籠もり」の感覚を導くために、小屋根と小窓の格子から僅かに光が入るだけの閉鎖的な空間を敢えて作りました。
湯音だけが響く幻想的で静かな心落ち着く世界に導かれます。
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